防風通聖散を病院で処方して貰えるのは何科?費用はどのくらい?

最近は薬局やドラッグストアなどでも見かけることが増えた防風通聖散。
そんな防風通聖散ですが、病院で処方してもらうことができるのは知っていますか?「何科で処方してもらえるのか」「市販より安いのか?」、また処方の条件などについても知っておくと安心です。

 

病院で防風通聖散を処方して貰う為の条件とは?

防風通聖散は病院で処方してもらえるといっても、いくつかの条件があります。まず、医師の診断なしには処方してもらえません。
医薬品である防風通聖散は、漢方薬だけを買うことはできないからです。きちんと医師の診察を受け、必要な場合のみ処方してもらえます。
そのため、たとえ医師の診察を受けても、処方は不要と診断されれば当然処方してもらえません。

 

防風通聖散として主に用いられているのは、「肥満症による症状」や「便秘による症状」の2つ。
それ以外の症状で処方されることは難しく、用量用法には「高血圧による動悸や肩こりを改善」と書かれていますが、高血圧症の場合は安易に防風通聖散を処方することは危険です。
副作用もある漢方薬ですから、病院で診察を受けたからといって必ずしも処方してもらえるわけではないのです。そこをきちんと理解する必要もあるでしょう。ですから、軽いダイエット程度で処方してもらうのは難しいと考えておいてください。

 

病院で処方してもらうのですから、軽度の症状であれば当然処方は難しいでしょう。
あくまで「治療が必要」と判断された場合のみ、防風通聖散が処方されます。

 

「ダイエット目的でどうしても欲しい」という場合は、薬局やドラッグストアで薬剤師に相談するか、通販で購入したほうが簡単です。ただ、使用するときは自己責任で。
またいろんな種類の防風通聖散がありますから、商品の良し悪しをきちんと確認しておくことも大切でしょう。

 

防風通聖散を処方して貰えるのは何科?

前述したとおり、防風通聖散を病院で処方してもらう場合は「肥満症」や「便秘症」であることが条件になります。
そのため、処方してもらえる科も決まっており、「内科」になるでしょう。
病院によっては「ダイエット外来」「肥満外来」といった専門科もあります。もちろん、専門科を受診したからといって、必ずしも防風通聖散が処方されるわけではありません。
というのも、漢方処方は各々の体力や体質に応じて処方されるからです。防風通聖散は体力があり健康な人向けの漢方薬で、体力がない人にはあまり適していません。その場合、肥満症や便秘症と診断されても他の漢方薬を処方される場合があるでしょう。

 

ちなみに、色白で筋肉が柔らかい人、いわゆる水太りが原因という人は防風通聖散ではなく防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)が処方されやすく、筋肉質で固太りの人は大柴胡湯(ダイサイコトウ)や桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)などが処方されることになります。
体質や症状に合わせて処方されるため、「防風通聖散は何科で処方されますか?」という質問に断定して答えを出すことはできないでしょう。
もし処方されるなら内科やダイエット外来、肥満外来といった専門科になるでしょうというだけです。そこをきちんと理解する必要があります。

 

また肥満に月経異常が合併している場合は、防風通聖散だけでなく月経異常の治療も必要になってきます。
一般的には2つの方法はあり、1つ目は桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)といって月経異常を改善する際に用いられる漢方薬です。
他にも、加味逍遥散(カミショウヨウサン)や当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)などの漢方薬があります。
2つ目は、低用量ピルを用いた治療法です。このように、肥満症にもいろんなタイプがありますから、正しい診察を受け、正しい漢方薬を処方してもらいましょう。

 

 

防風通聖散の処方箋にかかる費用

病院で処方される防風通聖散は、ツムラがほとんどです。
ツムラの防風通聖散は一般販売もされているので、病院で処方されなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、病院処方の防風通聖散と一般販売用は価格やパッケージ、効果なども異なります。
病院で処方される防風通聖散、いわゆる「ツムラ62番」90包(30日分)/2,205円。
病院の処方によって異なりますが、大体2,000円前後でしょう。それに診察料が加算されることになります。顆粒タイプで吸収スピードも速く、満量処方なので効果も特大です。

 

一方で一般販売用は、容量によって価格が異なります。24包(12日分)・48包(24日分)・64包(32日分)に分けられ、それぞれ2,500円・4,300円・5,500円。顆粒タイプで吸収スピードは速いのですが、1/2処方で効果は控えめです。
また販売しているショップによって価格が異なるため、たとえば24包でも3,000円以上するところもあるでしょう。送料をプラスすると、病院処方の防風通聖散よりも高くなります。

 

基本的に、一般販売している防風通聖散は、ツムラに限らず満量処方はしていません。ツムラの場合は1/2処方ですが、他にも1/3処方など商品に夜って処方量が異なります。そして、病院で処方されるものは基本的に「ツムラ62番」です。
こちらは国内の通販では出回っていないため、必ず医師の診察を受ける必要があるでしょう。その代わり前述したとおり満量処方なので効果は高く、肥満症や便秘症で悩んでいる人には病院で処方してもらったほうが安心です。

 

効果などの口コミを見てみると、「便秘症ですが病院では処方してもらえなかったのでAmazonで一般販売用を購入。処方量は少ないですが、1週間程で効果を感じました。お腹の中がスッキリしたおかげか、体重も減りました」「肥満症でツムラの一般用を買いました。
しかし、胃腸が弱かったせいか下痢に…。仕方なく使用をやめました」「肥満症ですが、思っていたほど体重は減りませんでした。やはり医療用が良いのでしょうか」など個人差が見受けられました。

 

ちなみに、通販で購入できる防風通聖散は、ツムラ以外に「生漢箋 防風通聖散」「EG TIGHT Pure」「ナイシトールZ」「新・ロート防風通聖散錠T」など。
生漢箋の防風通聖散は、通販専用でありながら満量処方。スティックタイプで持ち運びしやすく、定期コースで続けやすいでしょう。価格は、初回で3,900円。EG TIGHT Pureは、女性に優しい配合量の防風通聖散です。
2/3処方で錠剤になっており、ニオイが気になりません。価格も、初回で980円とお得でしょう。
ナイシトールZも満了処方です。錠剤タイプで、価格は7,500円。他の2つより高額なのでなかなか手にしにくいかもしれません。そして、最後は新・ロート防風通聖散錠T。2.3処方の錠剤タイプになり、価格は3,780円。

 

まとめ

防風通聖散はAmazonや楽天などでも購入できますが、処方量が少なく、効果も個人差が大きいでしょう。
しかし病院で処方してもらうには「肥満症」「便秘症」でなければいけないため、必ずしも処方してもらえるわけではなさそうです。
また病院で診察を受けても、体質や症状など各々で異なりますから、場合によっては他の漢方薬を処方される場合もあります。そこをきちんと理解しておく必要もあるでしょう。もちろん一般販売用を買う場合も、自身の体質・症状はしっかり理解してから購入してください。