防風通聖散の効果的な飲み方。飲む時間や飲み合わせはある?

防風通聖散は、肥満症や便秘症などに効果的な漢方薬。より効果的に飲むには、どのタイミングで飲めば良いのでしょうか?
「効果を感じない」という方は、一度飲み方や飲み合わせなどを注意してみてください。

 

防風通聖散は空腹時に飲むのが効果的

一般的に、防風通聖散は肥満症や便秘症に効果のある漢方薬です。そのため、病院で処方してもらう場合、ある程度の条件が必要になります。
その代わり市販より処方量が多くしっかり効果を感じることができます。
一方で市販は処方量が少なく、ツムラの防風通聖散でも1/2処方。どちらの防風通聖散を飲む場合でも、飲むタイミングは必ず「空腹時」、いわゆる食前です。なぜ空腹時が良いのかというと、お腹が空いている状態は吸収率が高くしっかり効果を発揮してくれるためです。
食間でも良いですが、できれば食前の空腹時に飲むほうがより効果を実感しやすいでしょう。

 

特に食前30分前がベスト。飲み忘れしにくいですし、吸収率も高く防風通聖散の効果を十分に感じることができます。
ただ空腹時に飲むということは、胃腸が弱い人には強い刺激になってしまいます。防風通聖散に限らず、空腹時にサプリメントや薬を飲んでしまうと胃壁が荒れる恐れがありますので、胃腸が弱い人は飲むタイミングを工夫するようにしてください。とはいえ、防風通聖散は漢方薬。一番効果が出るのはやはり空腹時でしょう

 

飲むタイミングは1日3回

ひと口に防風通聖散といってもいろんな商品があります。しかし、基本的に1日3回まで。
それ以上だと過剰摂取になってしまうので副作用が大きく出てしまう可能性があるでしょう。どんなに効果の高い防風通聖散でも、量を守らなければ意味がありません。
「少しでも早く痩せたいから」という一心でたくさん飲みたい方がいるかもしれませんが、たくさん飲んだところで効果は変わりません。
それどころか、前述したように副作用の恐れがあるので十分注意してください。また飲み忘れや量を減らしても効果が半減しますので、毎日決まった量を正しい方法で飲みましょう。

 

防風通聖散は、最低でも1ヶ月続けてようやく効果を実感できるといわれています。便秘症なら1週間前後で効果が出るといわれていますが、ひとまず1ヶ月は続けてみてください。

 

「ツムラ漢方防風通聖散を購入。ひどい便秘で悩んでいましたが、飲みはじめて5日程で排便効果が!デトックス効果もあるそうで、継続して飲んでいるとお腹周りがスッキリしました」
「ダイエット目的で買いました。1週間やそこらではやはり効果は感じません。ひと箱使い切って、ようやく体重が減った程度。最初はスルッと落ちてもそのあとは減るのが遅かったです」

 

白湯で飲むのも効果的

水で飲む方が多いと思いますが、防風通聖散については白湯で飲んだほうが効果があるでしょう。
漢方薬の場合、どうしても苦味を誤魔化すためにジュースなどで飲む人もいるかもしれませんが、水・白湯以外の飲み物では含まれている成分がマイナスに働くことがあります。特にコーヒーや紅茶はカフェインが含まれているので良い影響を与えません。
そういったこともあり、防風通聖散も水または白湯で飲んだほうが良いでしょう。白湯は体を温め代謝を高める効果もありますから、防風通聖散との相乗効果も期待できます。

 

オブラートに包んで飲むと苦くない

それでも苦味に耐えられないという方は、オブラートと漢方薬用のゼリーで飲んでみてください。
ゼリーに防風通聖散を混ぜることで比較的苦味を抑えて飲むことができます。オブラートに包んで飲むと、「味がしなかった」という口コミもありますから、漢方薬特有のニオイや味が苦手方にはピッタリでしょう。
いろんなタイプのオブラートがありますが、使いやすいのは袋型。丸型だと包まなければいけないので、うまく飲めない場合があるからです。また口の中に張りつき気持ち悪い思いをすることがあるでしょう。袋型なら薬をしっかり包み込むことができますし、サッと飲めるので安心。零れるといった心配もありません。

 

オブラートの使い方ですが、まずコップに水または白湯を用意しておきます。防風通聖散をオブラートの中央部に乗せ、両端をかぶせるように折りたたみねじります。こうすることで薬が外へ飛び散るのを防ぐことができます。袋型ならその手間が省けます。オブラートをコップの水または白湯に漬けたらサッと口の中に流し込んで完了です。

 

「漢方特有の苦みが嫌いで、オブラートをゼリー状にして飲んでいました。そのまま白湯で飲むよりも苦みが和らいだ気がします」
「薬用のゼリーとオブラートを水で溶かして飲んでいました。味は幾分マシだった気がします」

 

飲料に混ぜて飲むと飲みやすい

基本的に、防風通聖散は水または白湯で飲むものです。そのため、前述したようにジュースやコーヒーなどで飲むのはNG。
飲み物の成分で効果が半減してしまう恐れがあるからです。しかし、漢方薬は苦く苦手な人は多いでしょう。
先ほどオブラートに包んで飲む方法を紹介しましたが、薬用ゼリーもおすすめ。ゼリーなので飲料ではありませんが、ゼリーの甘さで漢方薬ならではの苦みを抑えることができます。

 

大きめのスプーンまたは小皿にゼリーを出し、その上に防風通聖散を乗せます。上からゼリーをかぶせたら、そのまま飲みます。飲みづらい場合は水または白湯と一緒に飲んでも良いでしょう。どうしても水または白湯のみでは飲めないという方にぜひおすすめしたい飲み方です。

 

防風通聖散の飲み合わせについて

防風通聖散で注意したいのは「飲み合わせ」です。
飲み合わせが悪い場合、強い副作用が出ることがあります。
特に注意してほしいのは、エフェドリン類含有製剤や甲状腺製剤、テオフィリン、グリチルリチン、甘草含有製剤など。
また風邪薬を併用して飲み、ひどい倦怠感や咳や熱の悪化、手足のしびれなどの症状が出ることもあります。飲み合わせによっては中毒症状が出る場合があるため、非常に注意しなければいけません。

 

漢方薬は、生薬のためどうしても飲み合わせについて考える方が少ないといいます。しかし、前述したように中毒症状が出る場合もありますので、事前にきちんと調べておくことをおすすめします。持病を抱えている方は、一度医師に相談を。

 

まとめ

防風通聖散は漢方薬ですが、やはり効果的な飲み方やタイミングがあります。なかなか効果を感じられないという方は、もしかしたら間違った飲み方をしているのかもしれません。ですから、飲み方を変えてみると良いでしょう。食後より食前。
これが漢方薬を飲むときのポイントです。そして、水または白湯で飲むようにしましょう。漢方薬は生薬であるがゆえ飲み合わせについてあまり重視されていないところがありますが、ジュースやコーヒーなどと飲むとせっかくの防風通聖散の効果が半減してしまうばかりか、飲み物に含まれている成分がマイナスに働くことがあります。ですから、必ず水または白湯で飲むようにしましょう。

 

また、持病を抱えている方は市販の防風通聖散はあまりおすすめしません。
きちんと病院で診察を受け、正しい処方をしてもらってください。飲み合わせによっては中毒症状が出る場合もあります。
危険を避けるためにも、誤った摂取方法はしないように。より効果を発揮させるために、ぜひ正しい飲み方をマスターしてください。